ベッドフォード・スタイヴェサント(Bedford-Stuyvesant)は、ブルックリンでももっとも歴史が古い町のひとつでベッドフォード(Bedford)とスタイヴェサント・ハイツ(Stuyvesant
Heights)という2つの町だったものが合併してベッドフォード・スタイヴェサントという1つの町となりました。2つの町の名前を合わせた長い名前ですので、通常は省略してベッド・スタイ(Bed-Stuy)と呼ばれています。
南のFulton Streetから北のMyrtle Avenue、東のBushwick Avenueから西のBedford
Avenueまでとかなり広い範囲をさすこの地域は、スパイク・リー監督の 『ドゥ・ザ・ライト・シング』や『クルックリン』などの映画の舞台にもなっているように、NYでも最大の黒人コミュニティがあるエリアです。
通常、NYの黒人コミュニティといえばハーレムが有名ですが、あのデューク・エリントンの名曲『 A 列車で行こう』で歌われているA トレインがベッド・スタイへと開通した1936
年以降、人口が増え過密になっていたハーレムからたくさんの人がベッド・スタイへと移動したことがきっかけでした。『A 列車で行こう』が発表されたのは1941
年、それから5 年後のことです。
19 世紀後半に建てられた美しいタウンハウスが特にきれいに残っているエリアは、「スタイヴェサント・ハイツ歴史地区」(
Stuyvesant Heights Historic District )と呼ばれる歴史保存地区に指定されています。またこのエリアには、ニューヨークで2本しかない「歴史的価値のある木」に指定されている木があります。それは
679 Lafayette Avenue の前にある、日本語では「 タイサンボク」(magnolia-grandiflora
)と呼ばれる木蓮の木です。
最近は犯罪の数が減ったことや、ブルックリンの他のエリアで家賃が高騰していることもあり、ここベッド・スタイでもマンハッタンよりのエリアからどんどんと高級化(gentrification)が進んでいます。
Akwaaba Mansion:
1860年代に建てられたイタリア様式の邸宅を復元したB&B。(写真左下)
中のお部屋はさらに素敵です。
347 MacDonough Street
718-455-5958
http://www.akwaaba.com/
Weeksville African-American Museum:
NY州で奴隷制度が廃止されてから11年目の1838年に、自由の身となったアフリカン・アメリカンが集まってできた村が「Weeksville」。今でもその頃の家屋が数軒残っており、記念館として一般公開されています。
1698-1708
Bergen Street
(Between Buffalo & Rochester Avenues)
http://www.weeksvillesociety.org/
ケイ子です。
ベッド・スタイはアメリカの中で最も多くブラウンストーンが建築されたところです。90年代まで「Do or Die」ってくらい恐ろしいところだったのですが、最近は素敵なラッパーなんかも引越ししてきて、またむか〜しの美しさを取り戻しつつあります。
A/Cラインの「Nostrand Avenue」駅、または「Utica Avenue」駅に近い、
MacDonough Streetや、Macon Street、Bainbridge Streetはまるで、「ベルバラのお城
か?」ってくらいに素敵!マイアミにあるベルサーチのお宅をも彷彿させます。そんな素敵なお宅が、何気なくごろごろとかたまっています。
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