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オファーの心得。最高の自分で勝負!
2005/06/01 UP

 いま現在「結婚のための資金を貯めていま〜す」、あるいは「貯めてました」っていう人、手をあげて! いるいる。いるんです。結構手をあげる人が。ニューヨークで働く女性なんて、みんな仕事の鬼でキャリア街道まっしぐら、だと思われがちですが、ここニューヨークにおいても結婚を人生の目標にしている女性は以外と多いです。

 そんな彼女達の中には、いまの私は準備期間中の姿であって、真の人生は結婚後に始まるの。だからとりあえず今の自分に出来ることは“貯金”と“自分磨き”。家具や食器の購入も、“結婚したら一生ものを揃えるつもりだから”という名目で、とりあえずIKEAで購入。そして、帰国セールで激安家具を譲り受けたりしてるけど、これもとりあえずの間のためのもの。という考えのもと、“とりあえず”という枕詞がつきまとってしまっています。

 でもあるとき我に振り返ってみると、「あれ〜?この家具ってもう何年ぐらい使ってるんだっけ?」「ゲっ。もうかれこれ○年じゃない。」「まあでも、きっと来年には結婚してるはずだから、あと少しのお付き合いだしね。」な〜んてことになってしまっているケースを目にすることもしばしば。

 さらには、ペットを飼ったり、アパートを購入するなんてもってのほか、そんな事をしたら結婚時期がさらに遠くなっちゃうじゃないの。とまで考えている人も。そしてさらに、最近では、もう先にアパートを買っちゃおうかな、なんて考えたりして。あっ、でもいけない。こんなことを思うこと自体、結婚から遠ざかってる証拠じゃないの。あ〜あ、もう。なんて自己嫌悪に陥ったりしてる人もいるほど。でもまあそう考えてしまうのが女心ってもんですよねぇ。その気持ちは痛いほどよ〜くわかります。

 そんな貴方に朗報です。不動産を買って、真の財産(だから、「リアル」エステートっていうんだろうねぇ〜)を結婚前に築き、自分の本当の価値を高め、それから結婚を考えるってのも、それなりに順序間違ってないんじゃないでしょうか。いえ、絶対にそうするべきなんです。アパートはいざとなれば売買(バイバイ)可能だけど、結婚はもっと重大な決断ですからね。後回しにしになってもそれはそれでバイバイしないつもりでもっと慎重にならないとねっ。

 ということで、結婚のことはひとまず置いておいて、プチ・トランプな気分でオープンハウス巡りをしていると必ずぶち当たる最初の挫折についてお話ししたいと思います。それは素敵なお家を見学した日には、気分はまるでシンデレラ!だったのに、自分のアパートに帰った途端、あらまっ、またいつものパンプキンに逆戻り。名付けてシンデレラ症候群です。素敵なお宅を拝見した後はきまって「こんな素敵なお家に住んでいる人がいるなんて。ニューヨークには知らないところで素敵な生活してる人がたくさんいるんだ」ということを身をもって知らされます。そして自宅に帰るなり「いったい私は人生どこ見て生きてたの?バカ、バカ!○○子のバカッ!」と頭をポカポカたたいてしまいたい気持ちになるのです。

 はっきりいって私、このシンデレラからカボチャへの気持ちの急降下を毎日体験しています。不動産エージェントのこの仕事は、自分としてはかなりエンジョイしてますが、素敵なお家を見た日には、家に帰ってホッと一息なんかではなく、「アレ?ここはどこ?私は誰??」の状態となり、頭のチャンネルを切り替えるのに、プロの私でも結構時間がかかってしまうありさま。

 でも要するにここで私が伝えたいことは、「いざ物件を購入すると決めたなら、その時点で可能な限り最高の物件を購入しましょう」と言うことなのです。テンポラリーだから、結婚の際には買い替えるから、とりあえずこれで十分、という気持ちで物件を購入することは、IKEAの家具の時と同様に、気が付いたら本人の意思とは関係なく予想以上に長くお付き合いする羽目になってしまっていて、後で後悔することになりかねないからです。

 とりあえずということで買った物件に、1年経ち、2年経ちという具合に、どんどんと住み続けてしまうことになったとき、なんとなく自分に言い訳しながら毎日生活していくなんて悲しいですよね。本来はもっと素敵な物件にも手が届いたはずなのに、「とりあえずと思って購入しちゃったら仕方ないのよねぇ、でもこれはあくまでも結婚までのテンポラリーな生活なのよ」って、自分を慰めてみても、誰も聞いてくれません。なのでそんな仮の姿とは即おさらばして、自分磨きプログラムの一環として、本当の資産を築き、自信の積み立てをするほうが得策ってものです。

 では、オープン・ハウスに行き始めなんとなくどんなアパートの購入が可能なのかというイメージがつかめてきたら、今度は怖がらずに不動産ブローカーに連絡してみましょう。ここでポイントその1。いろいろなブローカーにコンタクトすれば選択の幅が広がると思いきや、実はそうでもないのです。一人のブローカーとの関係を密にすることにより、時間の節約だけでなく、なにかと得になることが多いです。例えば、いい物件が市場にでてきたときに他のお客さんよりも優先的に物件を紹介してくれたり、本人に代わって値段や条件の交渉をしてくれたり、という感じです。不動産購入はときにストレスになるような事もたびたびあり、それをブローカーが代理してくれることでストレスの削減になるなら、それをタダで使わない手はないですよ。ホント。使わなきゃソン。

 そして購入してもいいなと思う物件が見つかり始めたら、いざオファーを出す時になってドタバタとならない為にも、気に入ったモーゲージ・ブローカーからプレ・クオリフィケーション・レターを用意してもらうことをお勧めします。これは、頼めば15分くらいでファックスしてもらう事が可能なものなので、前もって準備しておきましょう。あとはブローカーによっては特定のフォームを用意してあるところがありますので、もしあればそのオファー・フォームに、物件の住所や値段等は空白にして、残りの情報を記入して用意しておくというのも、いざという時にあわてずに済むのでお勧めします。

 そして、これならいけるかも?!という物件を見つけたら、どんどんオファーをだしてみましょう!こんな事をいったら非難をあびるかもしれませんが、思い切って言っちゃいます。ふざけてオファーを出せと勧めているのではありませんが、オファーを出すのはお金がかからないので、そんなプロポーズをするときのように、慎重になる必要もなく、買いまーすというオファーを出して相手の出方を見てください。オファーしたい旨をブローカー、またはオーナーに伝える際に前もって用意しておいたオファー・フォーム、プレ・クオリフィケーション・レターを提示すれば、単に口頭であ〜だ、こ〜だというより真剣味が伝わり、ベターかと思います。

 まさに、オファーを出すという行為は恋愛と似ているのですが、真剣味が先方に伝わらないと相手にされないという可能性があります。そうなると知らず知らずにマーケットからフェイドアウトしていくという恐れがあるので、全ての行動はあくまでも、誠実に。あまり感情的になったりしないで、できるだけビジネス・ライクに行きましょう。(まあこれは建前で、練習を重ねる事により冷静に事が進められるようになるはずです。でも最初は鼻息荒くなりがちですが・・・)

 一般的に不動産の価格を見ると、Asking Price(提示価格)というものがありますが、これはまさにオーナーがこれぐらいの金額をもらえたら嬉しいですという価格を提示しているだけなので、理にかなうのならばいくらでも交渉する事は可能です。交渉している間は常に購入する意思がある事を前提に話を進めていれば、相手に失礼な事ではないので、気が済むまで交渉する価値はあるかと思います。

 それと同様、提示価格以上に実際の値段が上がる物件もあります。特に最近の不動産購入ブームにより、ちょっとした興奮価格または本人にしか理解できない、付加価値みたいなものがたまたまその不動産物件に付く事があり、どんなに気に入っていてまじめに取り組んでいても、あとから来て高くオファーをした人に譲らなくてはならない事があります。なので、これだ〜!と思った物件には少しくらい最初から高値を付けてオファーしても、おかしな事ではありません。せっかくみつけた物件を逃すか得るかは最初のオファーのタイミングとオファー内容にかかってくるので、絶対に逃したくないのならば付加価値をつけてオファーしてください。

 物件を逃したときによく「この物件とは縁がなかっただけ」と勝手に自分を説得する傾向がありますが、そんな弱気になっていては何も気に入った物件を得る事ができなくなり、これじゃ〜、恋愛マーケットと一緒じゃないの〜。という事になりかねません。不動産の場合、縁があるかないかは、あなた次第。なので、シャイにならずに本当の自分でアタックしましょう!

「けい子さんに質問!」コーナー

Q 東京で製薬会社に勤務し米国市場を担当しています。ジャズが大好きで年4回は休暇で、あと5回は仕事でマンハッタンを訪れています。東京でもマンションを購入しあと3年程で支払いが終了するなかで、マンハッタンでの物件購入が日本に在住していて可能かどうか知りたく、何かアドバイスいただければ幸いです。まだ何も知識がないので、どうぞよろしくお願い致します。(東京在住)

A こんにちは。さっそくですが、日本在住のかたで、グリーンカードやワーキングビザなどアメリカでのビザがないかたでも、アメリカで住宅ローンを組むことは可能です。よって、セカンド・ホーム(別荘!)をニューヨークに構える事も大いに可能なことになります。

また、アメリカ在住者でも日本在住者でも購入の手続きには特に違いはありま せん。アメリカに住んでいても、日本にいても、基本的には現在の収入の証明や、その他の資産(というとなんだか大げさですが、要するに貯金など)が、どれくらいあるかを証明できればOKです。

アメリカで不動産を購入するときの一般的なガイドラインとしては、購入価格の35〜40%の金額を頭金としていれ、残りの額を住宅ローンで支払います。ローンを組む際の大まかな必要書類としては、頭金となる貯金等が預けてある日本の銀行、証券会社等からの証明書、勤務先からの雇用証明、それとパスポート等のコピーがあります。

NYCでは基本的に、不動産の売買契約には専門の弁護士を雇うので、弁護士に全てを任せれば、実際に本人がNYに来なくても日本にいながらにして手続きを行うことも可能です。その際には、信頼のおける不動産ブローカーを見つけておくこともキーポイントになります。

すぐに自分で住む予定はなく、転職などでニューヨークに移ったとき、もしくは引退後や老後などに住む場合など、購入したアパートを賃貸に出すことで、賃貸の収入からモーゲージを支払 うといのが一般的です。マネジメント会社に依頼すれば、モーゲージや税金の支払い、家賃の受け取りなどは、実際に自分がNYにいなくても全て任せることができます。

実際に日本在住の方でNYの物件を購入された方の中には、賃貸に出して信頼のおけるマネジメ ント会社に月々のメンテナンスの何%かを支払い管理してもらっている方が多いです。または、たいした労働ではないので、知り合いに少しお金を払って頼んでる人も多く見かけます。ただし、少々のフィーを払ってでも専門の管理業者に頼んでおいたほうが、緊急時などすぐに対応してくれて安心だと思います。

物件にも依りますが、 アメリカに移住したい人、投資に興味がある人には、ニューヨークの物件を購入されることを自信をもってお勧めします。ニューヨークのマーケットでは賃貸に出しやすいのもその理由です。買うときに賃貸に出しやすい物件を選ぶのがポイントになります。もし投資としてお考えであれば、購入価格、メインテナンス等の諸経費によりますが、賃貸に出すことで現在では6〜15%のリターンが見込めます。人によっては、賃貸からのリターンはゼロでも、売ったときに25%〜50%の利益が出ることを計算して購入される方もいます。(けい子)

文/写真/情報提供 keiko Matsumura
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04 ウィンザーテラス
Fort Greene / フォート・グリーン ブルックリン
ウィンザーテラスは実は最近になるまであまり外の世界には知られることのない、その地域の住民のみぞ知る秘密の場所でした。現在でもこの地域の住民のコミュニティ意識はとても強く、地域としての水準が高く保たれ続けています。でも、そんな素敵な場所をずっと秘密にできるわけがなく、今では生活する場所、家族で暮らすには最高の環境として一般に知られるようになりました。
プロスペクトパークとグリーンウッド墓地の間に位置するウィンザーテラスは、場所がら交通の往来がきわめて少なくニューヨークとは思えないぐらい静かな通りがたくさんあるのが特徴。 続きを読む
04 T子さんの場合
About her:
年収: $50,000
職業: 小学校教師
About her new home:
When: 2004年1月購入
Where: ウィンザーテラス
Type: コンド
Room: 4 Rooms (2ベッドルーム)
How huch? $300,000
Maint
enance:
$380/mo (不動産税込)
Love: お部屋は天井が高く、そこに小さなお庭が付いているので、まるで一軒屋に住んでいるような気分が味わえるところ。近所には、すごくファッショナブルではないけれど、おいしいレストランやスーパーマーケットがあるので便利です。それに公園にも近いのが気に入っています。マンハッタンからそんなに離れていないのに、なぜか少し郊外っぽい感じも、地元っぽくて実は気に入ってるんです。
Wish: 子供がいる家庭が多いせいか(?)、夜になるととっても静かで、たまに静かすぎて寂し〜くなることも。夜遅くまで開いてるレストランやスーパーがあまりないせいかもしれません。
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