NYの日系コミュニティガイド
NY EVENT
2005/04/01 UP

 突然ですが、みなさんショッピングはお好きですか?何を隠そう私は大のショッピング好き。特に「〜%オフ」とか「フリー〜〜」、「スペシャル」といった文字が目に入ると、もう体が勝手に反応してしまいます。普段はかなり適当にさまざまな物事を見過ごしている私ですが、お得なことに関してはすごく敏感。行動も早いのなんの。でもそのおかげで、後になって「これって本当にお買い得だったわ〜」「買っておいてよかった」ということもしばしば。普段、勘だけでショッピングしているようでいて、実はその勘が結構あたっていたりして。きっとみなさんもそういう経験があるかと思います。実は、こうしたショッピングで培ってきた「女の勘」が、以外にも不動産を購入する時の重要な鍵になるのです。

 そんな「不動産を購入する時の」と言われても、不動産を購入する時ってどんな時?」「一体どうやって不動産を購入する気になるの?と思っているあなた。毎月おつりがくるほどお給料をもらっているわけでもないし、将来のことを考えてしっかりと人生設計を立てているわけでもないし、不動産の購入なんて私には無理無理って考えているあなた。不動産の購入はそんな無理な買い物でもないのです。今読んでいただいているこの不動産購入ガイドは、一般的に巷で提供されているガイドとは違って、ニューヨークで普通に働く日本人女性のために私なりにアレンジしたちょっとアンオフィシャルなスペシャルガイドです。なので、なんじゃこれは〜という項目が飛び出してくるかもしれませんが、すべてはあまり難しいことは抜きにいきたい人のための参考書だと思ってください。というわけで、ショッピング大好き!高級品を買うときのスリルと満足感も大好き!というあなた。実はそういう人こそが不動産購入に適した人なのです。 マジ? マジです。

 さて、ここまで読み進んでいただいて、「もしかしてっ、もしかして?私にも不動産を購入できたりして?」と思ったあなた。おめでとうございます!まず初めの第一歩をクリアーです。不動産購入の最初のステップはその気になること。買う気になる!これが一番大切なのです。「私も自分のアパートが欲しい」「買えるかも?」「買いたい」「よし買おう!」と思えれば、もうほとんど成功したも同然。自然と不動産購入のプロセスをこなせるようになります。そこからはまるで蟻地獄に足を踏み入れたかのごとく・・・。というのは冗談ですが、人間その気になると、なんだこれって結構イケテル世界じゃん、と思えてきて、そこからは不動産というかなりの高級品であるショッピングもカシコク楽しく味わうことができちゃうものなのです。

 ではまず最初に、なぜ「その気になること」が不動産購入の際に最も大切なのかを説明したいと思います。それは、不動産購入のプロセスにはちょっと日常では体験しないようなストレスを伴う(その可能性が高い)からです。でも、「その気」になっていれば、そのショッピングの過程で常にマイ・ホーム、果てはプチ・トランプといったことを夢見ることがことができます。そうすればストレスなんてどおってことなし。ネバーマインドなのです。私に言わせれば、毎月おつりがくるほどお給料をもらっている人は、日常(=仕事)で常にストレスを感じているため、別のところ(=ショッピング)にエネルギーをつぎ込んでもあまり楽しくないのですが(以上、私の勝手な統計です)、ほどほどに仕事をしていて仕事以外に興奮する何かを体験したい!っていう方々にとっては最高。それにこの最も大切なステップを踏むのに、他人の力は一切必要なし。よって誰に迷惑をかけるわけでもありませんので、大いに夢を見て楽しむべし。。

 さて、不動産がマイブームになってきたら、まずしなくてはならないこと。きっと今までに経験をしたことがないので、少しドキドキすると思います。それは、モーゲージ・ブローカーと銀行のローン・オフィサーに「不動産を購入しようかと思うのですが」っと話しかけ。そして「でっ、いったい私はどれくらいローンが組めますか?」と質問をすることです。まずモーゲージ・ブローカーについては、NYタイムス紙の不動産のセクションを開けばたくさん広告が出ていますので、2,3か所に電話をかけてみます。ポイントは、まず適当に一般的な話しをして、感じのいい人、会話のしやすい人を見つけることです。同時に自分の口座がある銀行にも電話をしてホーム・モーゲージを組みたい旨を伝え、いくらのローンを何パーセントで借りられるのかを聞きます。なぜ、モーゲージ・ブローカーと銀行のローン・オフィサーの両方と話しをしたほうがいいかというと、その人のクレジット・スコアや仕事の経験などによってベネフィット(金利、クロージング・コスト、申込み費用など)が変わってくるため、その人にとってモーゲージ・ブローカーのほうがお得なのか、銀行のほうがお得なのかは、両方を比べてみるまでわからないからです。

 そして何カ所か電話してみて、この人いいかも?と思った人を見つけたら、プレ・アプルーバル(pre-approval)という書類をファックス、または郵送してもらいます。一般的にこのプレ・アプルーバルには、発行日、会社名、ローンを組む人の名前、住所、購入価格、ローン金額、ローン・タイプ(ローンの期間、一般的には30年、15年等)、金利等の項目が記入されています。この段階ではコストはかかりませんし、何の義務も発生しません。だからといって、いっぱい比較すれば良いというものでもなく、通常、2,3社、多くても5社にコンタクトすれば大体の感じはつかめるかと思います。結局、何十社に電話したところで、大体同じような結果が返ってくるので、時間の無駄になることが多いみたいです。

 このプレ・アプルーバルさえもらったら、あとはそのローン額内で「最高の物件」を見つければいい!それだけで〜す。「最高の物件」と言っても、「これじゃ〜、想像してたアパート買えないじゃないのぉ〜、ったくも〜」とここで夢から現実に引き戻される人もいれば、「以外にも私って信用ありじゃん。こんなにいっぱいローンを組めるなんて凄すぎぃ〜!」とさらに夢を膨らませる人もいます。どちらの場合においても、とにかく目指すは自分にとって最高の物件を探すことなのです。限られた予算の中で、最高のものをゲットするのって、なんだかゲームみたいで以外と楽しいと思うのは私だけでしょうか?例えば、20ドルあればGapのTシャツを、数ある色とサイズの中から選んで買うことができるけれど、賢くシーズンさえ選べば、限られた色とサイズの中からだけど10ドルで同じGapのTシャツを買うことができます。同じTシャツが50%オフですよ。50%オフ。サイズ合わないけど体を合わせようとか(How?)、この色好きじゃなかったけど着てみたらま〜いいんじゃないのとか、50%オフだったしね、ってな具合に、パーフェクトじゃなくてもそれなりに満足できちゃうことって以外に多いですよね。なので、GapのTシャツを買うのに絶対に20ドルが必要ってわけではないように、不動産を買うのにだって絶対にこれだけ必要という金額があるわけではありません。それに予算におさまる不動産は探せば結構たくさんあるんですよ。では、予算がわかったところで、次回は不動産ショッピングといきましょう。

ワンポイントアドバイス from ケイ
モーゲージ・ブローカーや銀行のローン・オフィサーに電話をかける時。初めての場合は緊張してしまうと思いますが、次に挙げるだいたいのポイントをつかんでおくと安心です。

金利、金額などはどのブローカーやローン・オフィサーに頼んでもそんなに変わらないので、話しやすい、信頼できると思える人を見つけることが重要。不動産の購入は一瞬にして終わる買い物ではないので、長〜い付き合いになることを念頭に入れて、一番話し安い人を見つけましょう。

ブローカーやローン・オフィサーにモーゲージについて電話すると、 だいたい次のような質問を聞かれますので、簡単に答えられるように心の準備をしておくとスムーズにお話できます。

1)コープとコンドミニアムのどちらのタイプの不動産を買うのか?
どちらのタイプを買うかによってモーゲージの金利が変わってくることもありますので、どちらが希望か考えておくといいでしょう。NYの不動産物件は85%がコープ、15%がコンドミニアムという割合で、必然的にコープを買う可能性が高いのですが、まだこの時点ではっきりとどのタイプを買うか決まっていなければ、そのように伝えれば特に問題はありません。

2)アメリカで何年働いたことがあるか?
日本人がアメリカで不動産を購入する場合、基本的には何年アメリカで働いたことがあるかが審査の対象になります。ただし、日本人のクライアントを多く扱ったことのあるブローカーやローン・オフィサーは日本での経験なども考慮してくれる場合があるようです。

3)貯金はいくらありますか?
これはもう正直に答える。しかないですよね。

4)クレジット・スコア。
自分のクレジット・スコアを知っているかどうか聞かれますので、知っている場合はそれを伝えます。自分で知らない場合は、 ブローカーやローン・オフィサーの方で調べてもよいかどうか聞かれますので、調べてもいいと答えると先方で調べてくれます。

以上の質問に答え、モーゲージのプレ・アプルーバルをファックスか郵送で送ってもらいます。この時点で特に費用はかかりませんが、プレ・アプルーバルをもらったからといって、そのレートが保証されたわけではありません。時間が経てばレートも変わってきてしまいますので、あくまでも目安として考えておくといいと思います。

下の2人はわたしが個人的に信頼するモーゲージ・ブローカーです。 仕事も速いですし、日本人のケースにも慣れていて親切に対応してくれます。

Roosevelt Sharpe III
JP Morgan Chase Bank
57 Lafayette Avenue, Brooklyn, NY 11217
(718) 552-1260 Ext. 1290
Roosevelt.sharpe@chase.com

Dave Dessner
New York Mortgage
304 Park Ave. South, NY, NY 10010
(212) 634-9433 Ext. 233

文/写真/情報提供 keiko Matsumura
不動産購入のタイムライン
モーゲージ
モーゲージ・ブローカー
ローン・オフィサー
クレジット・スコア
プレ・アプルーバル
02 パークスロープ
1870代にプロスペクト・パークが完成した後、マンハッタンへの便が良い、マンハッタンよりも生活費が安いといった理由から特に若いビジネスマンが集まって栄えた地域。1995年頃からビクトリア調やロマネスク様式のブラウンストーン・ビルディングの値段がミリオンの大台に乗るようになり、以前は中流家庭の多かったこの地域も今ではウォール街のエグゼクティブが住む高級住宅地となっている。 続きを読む
02 R美さんの場合
About her:
年収: $50,000
職業: 小学校教員
About her new home:
When: 2003年5月購入
Where: パークスロープ
Type: コンドミニアム
Room: 2ベッド、2バス (1,000sf)
How huch? $425,000
Maint
enance:
$350/mo
Love: ブルックリンのオアシス、プロスペクト・パークがすぐ近くにあること。しかもありとあらゆるレストラン、お店が揃いマンハッタンにいく必要すらないほど便利。もちろん地下鉄(Fライン)にも2ブロックと便利。お部屋は天井も高く、ゆとりのある間取りと、リビングとベッドルームにバルコニーがついているのがとても気に入ってます。
Wish: 3階建ての最上階なので、エレベーターがあれば買い物をたくさんしてきても、家に戻るのが億劫にならないのに、と思うことも。
More
バックナンバー
2005/03/01 仕事探しよりも、アパート探しの方が難しい!?
2005/04/01 不動産ショッピングに向いているのは?
2005/05/01 今度の週末はオープンハウスにレッツ・ゴォー!
2005/06/01 オファーは最高の自分でアタック!
2005/07/01 震える手でサイン!いよいよ契約へ!!
2005/08/01 誰も教えてくれない?!住宅ローンのお話。
2005/09/01 ボードパッケージの準備で自分を見つめ直す?!
2005/10/01 素直な気持ちで挑む。ボードインタビュー!
2005/11/01 主人公は自分!ボードからの承認待ち。
2005/12/01 喜びもひとしお!クロージングの日。
2006/01/01 不動産を購入するなら今!なその訳
*不動産購入に関するご質問、このコーナーについてのご意見・ご感想を
お送りください。こちらのコンタクトフォームからどうぞ。
ホーム | 広告掲載について | 個人情報 | 免責事項 | お問い合せ
Copyright © 2005 Heliopolis Systems Inc. All rights reserved.